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新サービス「流域リスクレンズ」の提供を開始しました

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2026.7.1

新サービス「流域リスクレンズ」の提供を開始しました

企業拠点の「水リスク」を、流域の水循環から可視化する

流域リスクレンズは、取水や排水事故による周辺環境への影響等を、流域の水循環を踏まえた「水リスク」として可視化するサービスです。

MS&ADインターリスク総研株式会社、MS&ADインシュアランス グループ ホールディングス株式会社、株式会社地圏環境テクノロジーの3社は、企業拠点ごとの実態に即した水リスクマネジメントを支援するため、流域リスクレンズの提供を開始しました*。

*サービス詳細、お申込みはこちら https://rm-navi.com/search/item/2572

本サービスでは、企業拠点の取水・排水情報と、流域の水循環情報を組み合わせることで、水リスクの把握から重点拠点の詳細な評価までを一貫して実施します。
水資源管理、自然資本・生物多様性対応、TNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)等の情報開示、BCP、設備投資、現場でのモニタリング体制の検討など、企業のさまざまな水リスク対応に活用できます。

流域リスクレンズとは

気候変動や水需要の変化により、表流水の減少や地下水の枯渇、排水による環境影響など、水リスクは企業経営の重要課題となっています。水リスクは自社の取組みだけでは完結せず、流域内の活動と相互に影響します。流域リスクレンズは、拠点単位の取水・排水情報と流域の水循環情報を組み合わせ、スコア評価では捉えにくい拠点ごとの水リスクを具体的に把握するサービスで、企業の複数拠点を対象に、水リスクの把握から重点拠点の詳細評価までを一貫して実施します。

分析1:リスク拠点スクリーニング

取水・排水情報と流域の水循環情報をもとに、優先的に取り組むべき重要拠点を抽出します。

分析2:拠点別の水リスクアセスメント

抽出した拠点について、取水リスク、排水影響、水源の安定性、地下水との関係などを多角的に分析します。

 

これにより、水リスクをスコアではなく、拠点や流域の特徴を踏まえた具体的な課題として整理でき、TNFD等の情報開示でも科学的根拠のある説明に活用できます。主な活用場面は、重点拠点の抽出、自然資本・生物多様性対応、開示根拠の整理、BCP・設備投資、モニタリング体制の検討などです。

地圏環境テクノロジーの技術的役割

流域リスクレンズでは、企業拠点を単独の「点」として見るのではなく、流域の水循環の中に位置づけて評価します。

水リスクは、拠点周辺だけで完結するものではありません。水がどこから来て、どこへ流れていくのか。上流・下流の土地利用や水利用、地下水と河川のつながり、周辺の保護地域や重要な生態系とどのような関係にあるのか。こうした情報を把握するためには、広域的な水循環を捉える視点が必要です。

地圏環境テクノロジーは、国土・全球スケールの水循環モデルと、統合型水循環シミュレーションシステム GETFLOWS で培った解析技術を活用し、流域における水の流れ、地下水と表流水の関係、地下水の涵養域、排水の影響範囲などの把握を支援しています。

これにより、国内外の複数拠点について、流域の視点から水リスクの概況を把握し、重点拠点の抽出や詳細評価につなげることができます。また、TNFD等の情報開示においても、拠点や流域の特徴を踏まえた説明の根拠として活用できます。

関連する水循環モデルの詳細は、「国土・全球スケールの水循環モデル」でご紹介しています。

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