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水資源リスク評価研究会より「気候変動を踏まえた水資源リスク評価の手引き ~ISSB/SSBJ を参照した意思決定・情報開示への活用~」を公開しました。 

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2026.07.09

水資源リスク評価研究会より「気候変動を踏まえた水資源リスク評価の手引き ~ISSB/SSBJ を参照した意思決定・情報開示への活用~」を公開しました。 

気候変動に伴う水資源リスクは、企業にとって単なる環境課題ではなく、操業継続性、調達安定性、コスト構造、投資判断、ひいては企業価値にも関わる重要な経営課題であることから、東京大学の沖 大幹教授を座長に国土交通省水資源部を軸に水資源リスク評価研究会を設立し、気候変動を踏まえた水資源リスク評価の手引きを検討し、7月10日に一般公開となりました。

URL : https://water-resource-risk.getc.co.jp/

本手引きは、気候変動に起因して水量の持続的な利用可能性が損なわれる可能性の評価(シングルマテリアティ)を対象としており、評価の基本的な考え方として、水ストレス指標と企業拠点情報を組み合わせた評価手法を採用しています。

水ストレス指標は、地域や流域における水需給の逼迫度を把握するための有効な参考指標ですが、個別拠点の事業影響を判断するためには、公開ツールによる外部環境評価に加え、以下のような拠点固有の情報を確認することが重要です。

  • 取水源

  • 取水量

  • 水利用用途

  • 代替水源の有無

  • 貯水能力

  • 水の再利用状況

  • 過去の渇水経験

  • BCP(事業継続計画)の整備状況

本手引きでは、

  • 対象とするリスクおよび主要用語の整理

  • 現在の水資源リスクの把握

  • 気候変動を考慮した将来リスク評価

  • 重要拠点の深掘り評価

  • 財務影響の考え方

  • リスク開示への活用

  • 適応策の事例

について、実務的な観点から整理しています。

なお本手引きは、以下のような企業活動への活用を想定しています。

  • サステナビリティ開示(TNFD、統合報告書等)

  • 気候変動適応計画の策定

  • リスクマネジメント

  • 事業継続計画(BCP)

  • 設備投資や立地戦略の検討

地圏環境テクノロジーは水資源リスク評価研究会の事務局を担当するとともに手引きにはSIPスマート防災ネットワークの構築 サブ課題B:リスク情報による防災行動の促進の一部の成果を反映いたしました。

ここにSIPスマート防災ネットワークの構築 サブ課題B:リスク情報による防災行動の促進を通して予算措置を講じていただいた国立研究開発法人防災科学技術研究所に、深く感謝の意を表します。

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