国土水循環モデルを更新・公開しました
国土水循環モデルの更新を行いました。国土情報を500m解像度で組み込み、20万分の1シームレス地質図を基本とした地下地質構造を一新、水・空気・塩分に加えて熱の輸送を考慮するなど、国土水循環モデルの高度化を実施し、大局的3次元流動場を描き出しました。
それに伴い、シミュレーション結果を2018年6月末より試験的にウェブマッピングシステムとして公開しております。
国土水循環ウェブマッピングシステムは、地域に暮らす人々のより安全・安心な暮らしにつながる情報コンテンツの発信を目指した情報コンテンツサービスのひとつです。全国の国土基盤データ(気象・地形・土地利用・地質など)を組み込んだ国土水循環モデルのシミュレーション結果を地図上に分かりやすく描き出し、Webブラウザ上で簡単に閲覧することができます。ウェブマッピングシステムの公開を通して、水資源管理や将来予想につながる情報となることを期待しています。