≪9th International Symposium on Flash Floods in Wadi Systems≫に参加しました
オマーン国で開催された9th International Symposium on Flash Floods in Wadi Systems(2025年12月2日~3日)に参加し、気候変動の影響もあり中東諸国等で頻発する洪水に関して、各国の代表者や研究者と親交を深めてきました。また当社よりジプチ国の事例を口頭発表いたしました。
中東諸国のような砂漠地帯は雨が少なく気温が高いため、土が固く締め固まり雨が浸み込みづらい特徴があります。通常は水が流れていな枯川で、一時的な豪雨の時に川となる流路をWadiと言います。そのため大雨が降ると地下浸透量が少ないためWadiに雨水が集中して鉄砲水が発生するリスクを抱えています。一方で、鉄砲水を地下かん養して水資源にしていくことも重要な施策となってます。
こうした課題に対応していくため、International Symposium on Flash Floods in Wadi Systemsが開催されています。
弊社のGETFLOWSは、表流水と地下水を同時に解析でき、雨水流出、蒸発、かん養を一体的に把握できることから適応範囲が広く、世界の研究者に日本製の技術を紹介続けています。
Oral Session

Day 2- Wednesday, 3rd of December 2025
Session: “Advanced Approaches: Digital Twins, AI, ML, modeling techniques”
〇Title: High-Resolution Hydrogeological Modeling of Djibouti: From National Scale to Local Wadi Systems
Auther: Hiroyuki Tosaka, Aurelien Hazart*, Toru Yoritate, Takafumi Yoshida, Toshiki Okamoto, Rachid Mohamed Mouhoumed, Sergio Azael May Cuevas, Sawahiko Shimada



